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基本理念・将来像・将来フレーム

[2018年1月1日]

ID:249

基本理念

 本計画では、町の自然、環境と資源、既存の施設や活動等の潜在能力を引き出し、個性豊かな活力に満ちたまちづくりの考え方と方策を計画としてまとめ、魅力ある“交流・参加・共生”のまちづくりを基本理念とします。

交流

 交流は、情報と情報、人と人を結び、新しい活動や事業を育てる力を潜在させています。人々の自然志向、ゆとり志向、こだわり志向といった価値観を踏まえ、町の自然・環境・資源を生かし、生活や余暇、学習、産業などさまざまな面で、交流の契機や機会づくりに努め、創造性とにぎわいのあるまちづくりをめざします。

参加

 参加は、地域社会において最も基本であり、大切なものです。幅広い参加を土台とし、そこで得られる情報や知恵やさまざまな手と力を集めて、まちづくりを進めることとします。同時に、まちづくりのさまざまなパートナーが参加できる場をつくっていきます。

共生

 資源、環境、エネルギーの利用等の面で新たな課題が生まれるであろう21世紀では、自己を主張しながらも相手を思いやり、共に生き・生かしあう試みが一層大切になると考えられます。第一に、水源地域の中での人と自然の共生をめざすとともに、暮らし、地域コミュニティ、交流等のなかで共生のあり方を探り、創造していきます。

将来像

 水源の森林(もり)づくりをまちづくりの基盤とし、町民と行政が手を携え、交流の輪を広げ、また、積極的にパートナーを求めるとともに、まちづくりの実践により展望する町の姿として、将来像を次のように定めます。

 さわやかな風がふきぬける きらめきと交流の町

 さわやかな風とは、水源の森林(もり)と清流の中をふきぬける風であり、また、時代感覚をかねそなえた新しい風であり、まちづくりのさまざまな試みを示します。
 さわやかな風の先には、可能性の光があり、豊かな暮らしや文化が香ります。また、そこでの交流等をとおして、人々の声が森林(もり)と清流にこだまし、強い鼓動を聞くことができます。
 きらめきとは、新しい試みとその成果であり、人々の笑顔を示します。

将来フレーム

平成26年の総人口:14,000人

世帯数:4,375世帯

 町の人口は平成7年以降、社会経済情勢の変化や若年層の都市部への流出、少子高齢化に伴って減少傾向となっています。その一方で世帯数は増加傾向となっていますが、1世帯当たりの世帯人員は減少してきています。
 活力あるまちづくりに向けて、総合的な定住対策の充実とともに、水源地域としての自然資源を最大限に活用した特色のある観光振興を展開し、個性豊かで活力と魅力のあるまちづくりを進めながら、長期的視点に立って、人口増加への取り組みを重点的に進めていくことが必要になっています。
 そこで、土地利用計画や都市計画マスタープランなどとの整合性を図りながら、目標年次の平成26年の総人口を14,000人、世帯数を4,375世帯と想定し、この目標に向けて町民と行政が一体となって総合的で着実な取り組みを進めます。