『足柄乃文化』を読んで町の歴史を知ろう！

　『足柄乃文化』とは、山北町地方史研究会の機関誌で、年に1回刊行しています。

　★　山北町役場2階　生涯学習課 でお買い求めいただけます。　＜取扱日時　：平日　8：30～12：00、13：00～17：15＞

＜山北町地方史研究会について＞

　山北町地方史研究会は昭和33（1958）年に設立した郷土史研究団体です。

　「足柄地方を中心とする歴史・民俗・考古等の資料を調査・整理・研究し、民俗文化の認識と保存を図ること」を目的に掲げ、会員数は約350名です。

　主たる活動は、機関誌『足柄乃文化』の刊行や講演会の開催などです。『足柄乃文化』は山北町史編纂事業においても活用され、地方史研究の分野でも、長年にわたり地道な活動を続けてきたことは学識者の方々からも評価いただいています。

 　最新号『足柄乃文化　第51号』には、巻頭にユネスコ無形文化遺産に登録され、昨年に記念公演を行った「山北のお峰入り」の写真を掲載しているほか、小田原北条氏の山城である河村新城跡の発掘調査概要など、多岐にわたり町の歴史などに関する内容を掲載しています。ぜひご覧ください。

口絵　昭和43年　共和のお峰入り
　　　　1968年（昭和43）10月16日　【撮影　辻満　芳雄】

　1　　小田原北条氏の境目の城　「河村新城」
　　 　　公益財団法人かながわ考古学財団設立30周年記念シンポジウム事例発表より　【相良　英樹】

　2　　『横浜貿易新報』『岳陽新聞』に見る「お峰入り」
　　　　　  昭和9年から昭和48年まで　【山北町地方史研究会編集委員会】

　3　　神明社創建300年と祭礼起源考
　　　　  宝永6年（1709）、藤堂藩の堀割普請で伝承か　【茂木　哲夫】

　4　　在りし日の世附を訪ねて　【山北町地方史研究会編集委員会】

　5　　世附百万遍念仏の源流を求めて
　　　　  里山伏役の唱文（折本）を読む　【茂木　哲夫】

　6　　三井寺（園城寺）と修験道、そして常実坊の由緒　【常実坊副住職　役　光明】

　7　　『大震災記』
　　　　  ー関東大震災1ヵ月後の記録よりー　　【大日本雄弁会　大正12年発行より抜粋】

  8　　横須賀海兵団練習兵（三）、そして戦後の生活
　　　　　瀬戸喜代志『昭和20年教育記録』より　【鍋倉　かつみ】

以前に刊行した巻号（バックナンバー）もお買い求めいただけます。

バックナンバーの目次はPDFでご覧ください。

なお、創刊号から第10号までは、山北町電子図書館でどなたでもご覧になれます。是非ご利用ください。

※創刊号、第4号、第6～8号につきましては在庫がないためお買い求めできません。 

　山北町の歴史をもっと知りたい方は、山北町史などの町刊行物もご覧ください。

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