山北町出身の偉人二代小菅丹治氏のご親族が令和8年3月25日(水)山北町役場を訪問されました。
今年2月に刊行された図書「『丹心』商人の夢を紡ぐ」を山北町の子どもたちをはじめとした町民の皆さまにぜひ読んでいただきたいと寄贈いただきました。
贈呈式終了後は、1930年当時には現在のように栄えていなかった新宿の土地に伊勢丹百貨店をオープンさせた丹治氏の思いなど町長や町理事者と歓談されました。
二代小菅丹治氏のひ孫である小菅真理さんは、「曾祖父の出身地である山北町の子どもたちにもこの本を読んでもらい、自分の夢の実現に向かい大志を抱いてほしい」とおっしゃっていました。町では、小学校の社会科副読本の中で山北に生まれ、日本に夢や希望を与えた人として小菅丹治氏を紹介していますが、引き続き郷土愛に資する学習「やまきた学び」を行っていきます。
今回寄贈いただいた図書は、小中学校で活用させていただくほか、生涯学習センター図書室で貸し出しを行っていますので、ぜひご覧ください。
左から小菅尚志さん、町長、小菅真理さん、小菅宏子さん

小菅丹治(こすげたんじ)氏は日本でも有名なデパート伊勢丹の創業者の二代目です。
山北の高橋家に生まれた儀平は小田原の呉服店で働いているとき、東京神田の呉服店伊勢丹の支配人に認められ、1908年(明治41年)に創業者の婿養子となり、二代目小菅丹治となりました。1920年(大正9年)世界中が不景気になると、伊勢丹でも商品の値下がりましたが商品を安い値で仕入れ、大々的な臨時大売り出しをしたり空から大安売りのビラ数万枚をまいたりするなど、思い切った宣伝方法で成功を収めました。
1924年(大正13年)に呉服店を百貨店に改め1930年(昭和5年)に社長となりました。新宿に店を移し、いつもお客のことを考え、適正価格で商品の特徴を出すことを心がけました。そして、若い人向けの販売に力を入れ伊勢丹オリジナル商品を開発し日本の百貨店業界をリードする会社に育てました。
川村小学校の体育館には、伊勢丹マークが刺しゅうされた小菅丹治さん寄贈のどん帳があります。母校と後輩に対する小菅さんの熱い思いが形になって表れたものです。
山北町役場生涯学習課生涯学習スポーツ班
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