令和7年度、全国でツキノワグマの出没が相次いで確認されています。
神奈川県の丹沢山地におけるツキノワグマの生息頭数は約80頭と推定されています。
山北町においては、毎年度専門家によるクマの生息地調査、さらに目撃情報に基づく現地調査を職員または専門家で実施しています。目撃・痕跡情報については県や警察などの関係機関と随時情報共有しています。
また、隣接の松田町との意見交換や情報共有を行う対策協議会の開催、町内パトロールなどの対策についても実施しています。
11月6日時点で令和7年度調査箇所のクマの痕跡は確認されていませんが、ツキノワグマはこの時期冬眠に備えて、エサを求めて活発に動きます。
出かける際は不意の遭遇を避けるため、鈴やラジオなど音の出るものを身につけましょう。
クマを人里へ近づけないために、誘因物となる柿や栗等はできるだけ早く収穫し、収穫後の放置果実は適切に除去しましょう。
<令和7年度の取り組み実施状況>
〇センサーカメラを用いた山中~人里への侵入ルート及び過去の出没エリアの監視
・11月2日~現在(城山周辺)
・11月6日~(尺里周辺)
※今後状況により11月末まで実施予定
〇専門家による山中~人里への侵入ルート及び過去の出没エリアの現地調査
・7月11日(畑沢周辺)
・8月20日(向原周辺)
・8月29日(都夫良野周辺)
・9月17日(尺里周辺)
・10月8日(高松周辺、市間周辺)
・10月17日(皆瀬川周辺)
・10月24日(宮地周辺)
・10月29日(玄倉周辺、諸渕周辺)
・11月2日(平山周辺)
・11月7日(尺里東周辺、瀬戸平山周辺)※予定
〇ツキノワグマ対策協議会の開催
・5月13日
・10月7日
山北町役場環境課生活環境班
電話: 0465-75-3656
ファックス: 0465-75-3661
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