山北町は丹沢大山国定公園に代表されるように豊かな自然環境に恵まれており、自然公園区域や自然環境保全地域等の法規制が広範囲に指定されていることや、水源地域として県民の生活基盤の一部を担っていることから、これまでは自然環境との調和を基調とした土地利用が進められてきました。
一方、近年は豊かな自然環境の中において、新たなニーズに対応するまちづくり、土地利用の展開が求められており、豊かな自然環境の特性を活用したまちづくりや土地利用の推進が必要とされています。
また、人口減少や少子高齢化が全国的な傾向よりも早く進行し、地域の活力の維持・活性化を図る土地利用施策の推進などの課題に対応するため、平成16年には「山北町土地利用に関する基本条例」を制定するとともに、「山北町第2次土地利用計画」を策定し、町民の福祉の向上と町土の均衡ある振興に寄与するまちづくりを推進してきました。
その後、第2次土地利用計画の改訂を経て、平成27年には第3次土地利用計画が策定され、地域の活性化に資する取組が実現し、成果を上げてきました。
今回策定した第4次土地利用計画は、令和6年度で計画期間が終了する第3次土地利用計画の方向性を継承し、その後の社会情勢の変化やこれまで取り組んできた土地利用施策の評価検証を反映し策定しました。
本計画は、令和7年度から令和16年度を計画期間とし、計画の推進にあたっては、令和6年度から始まった山北町第6次総合計画の土地利用構想に定められた施策展開の4つの柱である「住宅供給」「企業誘致」「観光振興」「地域の拠点づくり」を積極的に進めながら、地域の特色あるまちづくりを発展させることにより、誰もが心豊かに暮らせる地域社会の実現をめざします。
山北町第4次土地利用計画
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