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家庭ごみの現状と減量対策について

[2023年9月1日]

ID:6126

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ごみの組成分析調査を実施しました

 町では、家庭から排出される燃えるごみについて、正しい分別割合や資源物の混入割合などの実態を把握するため、令和4年1月に調査を実施しました。

 今回は、この調査結果をもとに、家庭ごみの現状と減量対策について紹介します。ごみを減量することは、自然環境はもちろん、ごみ処理施設の負荷軽減にもつながります。できることから、家庭ごみの減量対策に取り組みましょう。

家庭から排出された「燃えるごみ」の内訳

※令和4年1月実施(無作為調査)

 町内の家庭から排出される燃えるごみの約3割が「生ごみ」でした。この生ごみを減らすことで、ごみ処理費用の負担が軽減されます。さらに、量が減ると効率よくごみを燃やせるため、焼却炉の長寿命化や、温室効果ガス削減による環境負荷の低減にもつながります。
 また、本来であればリサイクルすることができるはずの「資源ごみ」も約2割混入していました。ごみの減量化・再資源化のためにも、ごみの分別にご協力をお願いします。

山北町では、SDGsの目標の一つである「つくる責任、つかう責任」の観点から、ごみの減量化・再資源化を推進しています。

具体的なごみの減量対策 ~どうすればごみを減らせる?~

生ごみを減らそう

生ごみ減量方法その1

・食品は食べきれる分だけ買いましょう。

・消費期限ではなく、賞味期限が切れた食品が多く捨てられています。賞味期限、消費期限の違いを把握しましょう。


※消費期限は、安全に食べられる期限。

※賞味期限は、おいしく食べることができる期限。

生ごみ減量方法その2

・生ごみの水切りを徹底しましょう。


※生ごみを「濡らさない」ことが大切です。

※濡れてしまった生ごみでも、捨てる前にギュッとひと絞りすることで、約10%の水分を減らすことができます。

食品ロスを削減しよう

賞味期限が切れてしまっても、すぐに捨てないで!

 「食品ロス」とは、食べ残しや賞味期限切れなどの理由から、本来食べることができるのに捨てられてしまう食品のことです。日本では、1年間の食品ロスのうち、約47%が家庭から排出されていることをご存じですか。

 食材は残さず使い切り、棚の手前に陳列されている商品を購入する「てまえどり」を実践するなど、食品ロス削減に向け、できることから始めてみましょう。

脱プラスチック生活を始めよう

 のどが乾いたらペットボトル飲料を買い、コンビニなどでは弁当と一緒に使い捨てのプラスチック製スプーンやフォークなどを受け取る。こんなことを繰り返していませんか。生活に欠かせないプラスチック製品。便利な反面、ポイ捨てなどによって河川から海に流れ着き、海洋生物の生態系に影響を与える「海洋プラスチック問題」が、世界的に深刻化しています。

 プラスチックごみを減らすために、日々のちょっとした習慣を見直してみましょう。

Step1

使い捨てプラスチックの使用を控える

マイバッグ、マイボトルを持ち歩こう!

Step2

繰り返しつかえるものを選ぶ

詰め替え商品を購入して、容器を繰り返し使おう!

Step3

もう一度資源として活用する

資源回収に協力しよう!

ごみ処理広域化に取り組んでいます

 足柄上地区1市5町(南足柄市、中井町、大井町、松田町、山北町、開成町)では、「足柄上地区ごみ処理広域化協議会」を設置し、足柄上地区のごみ処理広域化に取り組んでいます。現在、協議会では、広域化のスケールメリットをいかし、廃棄物のエネルギーを電気や熱として効率的に回収することができる機能を持ったごみ処理施設の整備を検討しています。

 なお、足柄上地区1市5町での廃棄物処理については、「地球にやさしい地域づくり」を目的に、できる限り廃棄物の排出を抑制することを最優先に進め、また、廃棄物の適正かつ循環的な利用を徹底することで環境への負荷低減に配慮することを基本としています。併せて、気候変動対策として、各市町が協働して温室効果ガスの排出削減につながる取り組みなどを推進しています。


足柄上地区ごみ処理広域化については、「南足柄市」ホームページの「ごみ処理広域化について」(別ウインドウで開く)をご覧ください

お問い合わせ

山北町役場環境課生活環境班

電話: 0465-75-3656

ファックス: 0465-75-3661

電話番号のかけ間違いにご注意ください!

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