山北町及びお峯入り保存会では、「山北のお峰入り」次回公演に向け、また将来的に継続して公演を行い、「山北のお峰入り」の知名度を上げ、継承していく担い手を増やしていけるよう、今後の5年間で計画的に事業に取り組みたいと考えています。
そこで、令和5年度事業の振り返り及び今後5年間でできる事業等のご意見をより多くの皆さんからご提供いただきたいと思い、実施するものです。
ご協力をお願いします。
※ このアンケートは、なるべくたくさんの方にお答えいただけるよう、できるだけ簡単な日本語で質問しています。
令和6年10月31日(木)まで
山北町教育委員会生涯学習課生涯学習スポーツ班
〒258-0195 山北町山北1301-4
電話 0465-75-3649
ファックス 0465-75-3661
E-mail gakusyu@town.yamakita.kanagawa.jp
令和6年10月8日に実施した山北のお峰入りの記念公演の記録映像を町公式YouTubeへ公開しました。
本記録映像は、記念公演を行った「お峯入り保存会」の公演までの軌跡をまとめたものです。
山北のお峰入りは口伝えで伝承されており、現在、公演は5年ごとに行われています。
歴史ある山北のお峰入りを後世へ繋いでいく「お峯入り保存会」について深く知ることができます。
「カナガワ リ・古典プロジェクトin海老名」に『山北のお峰入り』が出演します。
■開催日:令和6年2月11日(日)
■スケジュール
〇11時30分~12時 「道行き」
・海老名駅自由通路で道行きを行います。※観覧自由
〇午後2時~午後4時40分(予定) 「公演」
・海老名市文化会館で一部の公演を行います。※観覧は事前申込制
〇その他にも、「棒踊り」のワークショップや衣装レプリカの展示及び試着・撮影コーナーの設置など行います。
※詳しくは神奈川県のHPをご覧ください。
「カナガワ リ・古典プロジェクト」は、本県ゆかりの伝統文化を新しい発想で活用し、現代を生きる文化芸術として再(Re・リ)発信する取組です。今回は、海老名市を舞台に、ユネスコ無形文化遺産 山北のお峰入りが34年ぶりに山北町以外の場所で大規模な一般公開を行うほか、地元海老名市が誇る芸能大谷歌舞伎、高校生による創作ダンスなどの見どころが満載です。
10月8日(日)開催の『山北のお峰入り』記念公演の様子がテレビ神奈川「News Link」にて次の日時で放送されますのでお知らせします。
放送日 令和5年10月11日(水)午後9時30分~午後9時55分
放送局 テレビ神奈川
※放送日時、内容は局の都合により変更される場合があります。
10月8日(日)『山北のお峰入り』の神明社での伝承公演は、誠に申し訳ございませんが、天候悪化のため一部の公演のみ開催いたしました。
ご観覧をご検討いただいていた皆さんには申し訳ありません。
何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。
【公共交通機関でお越しの方】
・電車・バスともに山北駅で降車いただき、会場まで徒歩15分程度です。
・公共交通機関でお越しの方は、【案内図】山北駅から会場までをご覧ください。
【案内図】山北駅から会場まで
【車等でお越しの方】
・記念公演会場(川村小学校)には駐車場はありません。
・会場まで、徒歩15~20分圏内に臨時駐車場をご用意しています。
※臨時駐車場から会場までは徒歩でお越しください。
・臨時駐車場は、山北町役場周辺に複数箇所ご用意しています。
・臨時駐車場の駐車台数は、限りがあります。駐車できない可能性がありますので、あらかじめご了承ください。
・自転車・バイク等二輪車でお越しの方は、山北町役場駐輪場をご利用ください。
10月8日(日)の天気予報が不安定ですが、『山北のお峰入り』記念公演は、予定通り川村小学校グラウンドで開催(小雨決行)することが決定しましたのでお知らせします。
当日、川村小学校へご来場の方は、観覧席に屋根はありませんので、カッパなどの雨具をご持参ください。
なお、観覧席では他の方の観覧の妨げになるため傘の使用はご遠慮ください。
また、山北駅前商店街道行き・大野山山頂道行き・神明社伝承公演は、当日の天候状況により判断しますのであらかじめご了承ください。
当日変更等が生じた場合は、町ホームページ等でお知らせします。
町内のこども園・保育園・幼稚園の園児(3~5歳児)が描いた『山北のお峰入り』のぬり絵や、お峰入りの演者を表現した和紙人形を展示しています。ぜひ、ご覧ください。
展示場所 山北町立生涯学習センター 1階 ロビー
展示期間 9月27日(水)~10月15日(日)まで
※展示されているぬり絵は、山北町中学校美術部生徒がデザインしました。
『山北のお峰入り』がユネスコ無形文化遺産へ登録されたことを記念して、日本郵便株式会社南関東支社にてオリジナルフレーム切手が作製されました。
本フレーム切手の販売を記念して、日本郵便株式会社神奈川県西部地区連絡会統括局長 平塚横内郵便局 石井様から山北町長へ、日本郵便局株式会社南関東支社 物販営業担当部長 遠藤様からお峯入り保存会杉本会長へ、本フレーム切手の贈呈が行われました。
『山北のお峰入り』がFMヨコハマの「KANAGAWA Muffin」にて次の日時で放送されますのでお知らせします。
神奈川県の魅力をたくさん詰め込んでお送りする「KANAGAWA Muffin」の中で、お峯入り保存会杉本会長が『山北のお峰入り』の魅力をお話していますので、ぜひ、お聴きください。
放送日 令和5年9月30日(土)8時30分~8時55分
放送局 FMヨコハマ 84.7MHz
※放送日時、内容は局の都合により変更される場合があります。
●リスナープレゼントとして杉本会長がFMヨコハマDJ金子さんに『山北のお峰入り」グッズをお渡ししました。
(左)FMヨコハマDJ 金子 桃さん (右)お峯入り保存会 杉本会長
9月17日(日)に東京国際フォーラムにて開催される国内最大級の全国移住マッチングイベント「ふるさと回帰フェア2023」「日本全国ふるさとマルシェ」に山北町が出展します。
「日本全国ふるさとマルシェ」では町の藍や木を使用したグッズと今年10月8日に開催するユネスコ無形文化遺産『山北のお峰入り』グッズの販売を行います。
皆さんのご来場をお待ちしております。
詳しくはこちら(別ウインドウで開く)をご覧ください。
10月8日(日)に公開される『山北のお峰入り』ユネスコ無形文化遺産登録記念公演についてお知らせいたします。
その他詳細につきましては、随時更新しますのでご確認ください。
ユネスコ無形文化遺産へ登録されたことを記念して、川村小学校グラウンドで記念公演を行います。
【場 所】 川村小学校グラウンド(足柄上郡山北町山北1002)
※会場周辺に駐車場を設けますが、駐車可能台数に限りがあるため、公共交通機関のご利用にご協力ください。
【日 程】
受付 8時0分~9時0分
セレモニー 9時10分~9時40分
記念公演 9時50分~11時0分
【観覧席】
(1)椅子席(有料)
(2)シート席(有料)
(3)立見席(無料)
※観覧席は、事前申込制となります。「山北のお峰入り」専用ホームページから申し込みをお願いします。
※椅子席及びシート席での観覧は有料となります。
※立ち見席は「無料」となりますが、椅子席シート席同様に「山北のお峰入り」専用ホームページから事前申込をお願いします。
各会場にて演者が行列を組み、練り歩きます。
【場所・時間】
1.山北駅前商店街 11時50分~12時30分
2.大野山山頂 午後1時30分~午後1時40分
高杉地区にある神明社境内にて伝承公演を行います。
【場所】 神明社境内(高杉地区)
【時間】 午後2時40分~午後3時50分
※会場周辺に駐車場はありません。バスの運行もないため、徒歩(山北駅から約2時間半)にてご来場ください。
※神明社周辺の道は交通規制を行いますのでご了承ください。
川村小学校で開催される記念公演にあわせて同会場で展示・撮影コーナーを設置する等、「山北のお峰入り」を体験できる「カナガワ リ・古典プロジェクト in 山北」が開催されます。
詳しくは神奈川県ホームページ(別ウインドウで開く)をご覧ください。
10月8日(日)に公開される『山北のお峰入り』ユネスコ無形文化遺産登録記念公演のPV(プロモーションビデオ)が山北町公式YouTubeチャンネルにて公開されました。ぜひご覧ください。
山北町公式YouTubeチャンネルはこちら
山北町公式YouTubeチャンネルの二次元コードです。
『山北のお峰入り』専用ホームページを開設しました。
10月8日(日)の記念公演の詳細情報や観覧席の申込みのほか、お峰入りの概要や公演の練習風景、演者のコメントなど「山北のお峰入り」に関するさまざまな情報を随時更新していきますので、ぜひご覧ください。
専用ホームページはこちら
ホームページ二次元コードです。
山北町共和地区に古くから伝わる民俗芸能です。
「お峰入り」とは山中で修業を行うことを意味し、修験道の儀礼が芸能化したものと考えられています。また、南北朝時代に宗良親王が河村城に難を逃れた時から始まったという伝承もあり、笛・太鼓の調べや歌詞は万葉の時代を感じさせます。
演技は8種類11演目あり、天狗、獅子、おかめ、山伏、太鼓、笛などの役を約80名の男性が演じます。歌や踊りはすべて口伝えで伝承されていて、近年では5年ごとに公演を行っています。
なお、現在のお峰入りは昭和9年に40年ぶりに復活させ、古い衣装道具を見本に新しく整え伝承されてきたものです。史料で確認できる最も古い行事の記録は文久3年(1863年)8月16日にさかのぼります。
★お峰入りを演目順に紹介します★ ※写真は平成19年10月14日に神明社で行われた公演の様子です。
お峰入り出演者一同が行列を組み、笛・太鼓の囃子に合わせてにぎやかに練り歩く。
張りボテの大きな男根を背負った女装のおかめが派手な着物の裾をからげ、色幣【しきへい】を持っておはらいする。
踊りはなく、太鼓4人、笛6人の演奏にあわせ、歌の4人が「満丸におれやあーる」と古調を帯びた歌を歌う。「満丸におれ」とは、「円形を作れ」という意味であることから元来は踊りをともなっていたと考えられる。
白衣を着て、白鉢巻、白足袋、赤たすき、赤手甲、黒脚絆をつけた6人が四尺三寸の棒を持ち一列で踊る。笛、太鼓の3曲の囃子にあわせて棒を上下に振る。
台弓、奴【やっこ】、万燈【まんとう】、ほろかご、弓、先箱の24人が行列で踊る。
台弓の「ヒィーヤーヒィー」の掛け声に始まり、太鼓や歌が入る。
万燈の振りや足を後方に跳ね上げる動作などは大名行列のお練りに似る。歌は4番まであり、伊勢、鹿鳴、熊野と修験道の行場の地名が歌われる。
ほろかごの演者は子どもがつとめており、お峯入りの中でも最も賑やかで活気に富み、動的かつ華麗な演目である。
2回目の棒踊りは1回目と同じ3曲の囃子にあわせて、6人が円形に並んで踊る。
4人の山伏は白衣に赤い色の鈴懸【すずかけ】、兜巾【ときん】、太刀をつけ、先頭から羽黒山、愛宕山、富士山、熊野山の山伏とされている。舞踊というよりは柴燈護摩【さいとうごま】の呪法に似た演目である。
演目は「歌の山」だが、笛と太鼓の囃子だけで歌はない。太鼓持はお面をつけ、笛は花笠をかぶる。古代歌垣【うたがき】の囃子であったといわれる。
国見役の儀礼の後、殿様、若殿、お側が歌と太鼓の囃子で蹴鞠【けまり】の模擬動作を行う。青、赤、白、黒の4つの鞠や四隅に配置した桜、柳、紅葉、松は四節(四季)を表す。
6人が3人ずつにわかれ2つの輪をつくり、「チラシバヤシ」に合わせて踊る。1回目、2回目よりも早いテンポで棒を振る。
おかめが歌と太鼓に合わせて踊り、おはらいをする。歌は陰陽でいう、五行の色(赤・黄・青・白・黒)にちなんだ歌詞である。
6人が円形になり踊る。幾何学的に構成された美しい踊りで、日本舞踊には珍しい舞態【ぶたい】といわれている。笛、太鼓に合わせてリズミカルに踊りおさめる。
★近年は概ね5年ごとに公演しています。
1 文久 3(1863)年 8月16日 伝承公演
2 明治14(1881)年 8月16日 伝承公演
3 明治31(1898)年10月16日 伝承公演
4 昭和 9(1934)年10月16日 昭和年代 復活伝承
5 昭和10(1935)年 8月20日 紀元2600年記念のため鎌倉宮で公演
6 昭和25(1950)年10月16日 伝承公演
7 昭和26(1951)年10月16日 伝承公演
8 昭和28(1953)年11月 7日 山北高校グランド(県知事来町見学)
* 昭和37(1962)年 5月20日 関東民俗芸能大会(群馬県高崎市)出演
9 昭和39(1964)年10月16日 伝承公演
10 昭和43(1968)年10月16日 明治百年記念伝承公演
11 昭和43(1968)年11月 3日 山北町の要請による県企業庁跡で公演
12 昭和48(1973)年10月16日 記録映画作製のため公演
13 昭和50(1975)年 2月 2日 国選択指定及び横浜県民ホールコケラ落し公演出演
14 昭和56(1981)年10月10日 国指定重要無形民俗文化財指定記念公演
* 平成 2(1990)年10月21日 小田原市制50周年記念県民俗芸能大会出演
15 平成 5(1993)年10月17日 伝承公演(共和小学校)
16 平成 8(1996)年10月13日 伝承芸能(老人憩いの家広場・高杉神明社境内)
17 平成14(2002)年10月13日 伝承公演(役場駐車場・高杉神明社境内)
18 平成19(2007)年10月14日 伝承公演(役場駐車場・高杉神明社境内)
19 平成24(2012)年10月14日 伝承公演(役場駐車場・高杉神明社境内)
20 平成29(2017)年10月 8日 伝承公演(役場駐車場・高杉神明社境内)
お峯入り保存会が、お峰入りの手拭いを作りました。お買い求めは、山北町観光協会他で販売しています。ぜひ、お買い求めください。
価格 1,500円
山北町役場生涯学習課生涯学習スポーツ班
電話: 0465-75-3649
ファックス: 0465-75-3661
電話番号のかけ間違いにご注意ください!