近年、特殊詐欺の手口は多様化し、毎年大きな被害が発生しています。
怪しい電話には出ない、迷惑電話防止機能の付いた電話機に取り替える、不安を感じたら家族や警察に相談することを心がけましょう。
また、詐欺の手口を知ることも有効な対策となります。
主な手口を紹介しますので、ご確認ください。
役場、税務署、年金機構の職員を名乗り、税金・医療費・保険料・年金の還付金があると言って、ATMを操作させてお金を騙し取る詐欺です。
犯人は「期限がある」などと言って、焦らせてきます。
「還付金」、「過払い金」、「未払い金」、「ATM」、「キャッシュカード」といった言葉が出たら、要注意です。
息子や孫になりすまして、仕事上のトラブルなどを理由に、お金を騙し取る詐欺です。
「携帯番号が変わった」、「風邪をひいて喉の調子が悪い」、「会社のお金を使い込んだ」、「今日中にお金が必要」といった言葉が出たら、要注意です。
警察官や弁護士になりすまして、「息子さんが事件に巻き込まれた」などと理由をつけ、「示談金が必要だ」、「今なら相手は訴えないと言っている」と脅して、お金を騙し取るケースもあるので、ご注意ください。
メール、webサイト、請求ハガキを利用して、「有料サイトの料金が延滞している」、「コンピューターがウイルスに感染した」などと架空の事実を理由に、お金を騙し取る詐欺です。
犯人は、「今日中に支払わなければ裁判になる」などと脅してきますが、利用していなければ、連絡せずに無視しましょう。
インターネット上には、さまざまな投資話がありますが、絶対に儲かるといった虫の良い話はありません。
「今がチャンス」、「絶対に儲かる」といった言葉が出たら、要注意です。
著名人を名乗って、投資話を持ち掛け、お金を騙し取るケースもあるので、ご注意ください。
最近、首都圏において住宅への侵入盗・強盗事件が多発しています。
次のことに注意して、事件を未然に防ぎましょう。
1.施錠の徹底、防犯カメラの設置
神奈川県内における住宅への侵入犯罪では、「ガラス破り」と「無締り」の被害が、全体の約8割を占めます。
留守中や就寝前はもちろん、在宅時でも可能な限り施錠をしましょう。
また、防犯カメラやセンサーライトを設置することも検討しましょう。
2.不審な電話があっても対応しない
犯人は、事前に電話で「家にお金がいくらあるか?」、「いつ家に居ないのか?」などの情報を巧みに聞き出してから、犯行に及ぶことがあります。
不審な電話には対応せず、110番通報しましょう。
神奈川県内において、高齢者などを狙ったひったくり事件が散見されています。
次のことに注意して、事件を未然に防ぎましょう。
1.自転車カゴには、「防犯ネット」
防犯ネットが無い場合は、荷物の上に雑誌や衣類を被せるだけでも、防犯効果が期待できます。
2.歩行中は後方に注意
スマホを見たり、音楽を聴きながら歩くのは危険です。
こまめに後ろを振り返るなど、注意しましょう。
闇バイトとは、SNSや掲示板で「短時間で高収入」などと謳い、詐欺の受け子や強盗の実行犯など、犯罪に加担させるものです。
「短時間で高収入」、「即日現金」、「荷物を受け取るだけ」、「荷物を運ぶだけ」といった言葉には、要注意です。
軽い気持ちで1度でも手を出してしまうと、応募時の個人情報などをもとに脅されて、辞めたくても辞められなくなってしまいます。
「闇バイトに応募してしまった」、「脅されている」、「抜け出せない」という方は、勇気を出して、今すぐ相談してください!
警察相談専用電話 ☎#9110 |
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警視庁ヤング・テレホン・コーナー ☎03-3580-4970 |
松田警察署 ☎0465-82-0110 |
山北町役場地域防災課防災安全班
電話: 0465-75-3643
ファックス: 0465-75-3660
電話番号のかけ間違いにご注意ください!