セルフメディケーションとは、「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」と、世界保健機関(WHO)によって定義された言葉です。
セルフメディケーションに取り組むことで、健康維持、生活習慣病等の疾病予防だけでなく、医療費の節約にもつながります。自分の健康は自分で守ることを意識し、適度な運動、栄養バランスの良い食事と十分な睡眠時間の確保を心がけましょう。
また、体温・体重・血圧等を習慣的に記録するほか、定期的に健康診断などを受診し、自分の体の状態を知っておくことも重要です。
軽い体調不良のときに市販されている医薬品(OTC医薬品)を上手に利用し、自分自身で手当て・予防を行うことも、セルフメディケーションの一つです。
医師が処方する「医療用医薬品」に対し、薬局やドラッグストアなどで処方せん無しに購入できる医薬品を「OTC医薬品」といいます。
OTC医薬品の中には、長く使用されて安全性が十分に確認された医療用医薬品のうち、OTC医薬品としての販売が可能になったものがあり、これらを「スイッチOTC医薬品」といいます。
スイッチOTC医薬品は処方薬であった効き目の強い医薬品であり、服用する際には、使い方や効果などをよく理解する必要があります。
薬局やドラッグストアなどでスイッチOTC医薬品を購入した金額の合計額が年間1万2,000円を超えた場合に、一定の金額の所得控除(医薬費控除)を受けることができます。これをセルフメディケーション税制といいます。
セルフメディケーション税制を受けるためにはさまざまな要件があります。また、セルフメディケーション税制は医薬費控除の特例であるため、この特例の適用を受ける場合、通常の医薬費控除の適用を受けることはできません。
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