★令和2年11月に河村新城跡の北東に位置する大野山から撮影した写真です。写真右側(西側)が発掘調査範囲です。
河村新城跡は河村城跡と同様に戦国時代の小田原北条氏の山城跡です。
永禄12(1569)年、武田信玄によって湯ノ沢城などとともに落城したことや、天正9(1581)年、武田勝頼によって落城したことが記録に残っています。また、天正18(1590)年、城番が遠山左衛門尉景政だった頃には、小田原攻めを行う豊臣軍の先鋒だった徳川家康の配下による攻撃を受け、31人が打ち取られたという記録も残っています。
新東名高速道路建設事業に伴い、2018年12月から2021年3月まで公益財団法人かながわ考古学財団が発掘調査を行いました。
発掘調査は河村新城跡が所在する標高347mの「城山」の約3分の1にあたる西側の約2万平方メートルの範囲で実施されました。
教育委員会では、発掘調査を行った公益財団法人かながわ考古学財団等の協力を得て、解説動画を作成しましたのでご覧ください。
<ご注意>
◎茶畑周辺の道路は農道のため、一般車両は通行できません。ご見学の際は徒歩でお越しください。
◎茶畑など河村新城跡一帯は私有地です。ゴミは持ち帰るなど、マナーを守ってご見学ください。
令和元年11月30日に公益財団法人かながわ考古学財団が実施した発掘調査現場説明会の資料を元に、NEXCO中日本、清水建設株式会社から提供いただいたドローン空撮映像を交えた解説動画です。
河村新城跡オンライン解説講座(YouTube山北町役場公式チャンネルへリンク)(別ウインドウで開く)
新東名高速道路建設事業に伴い発掘調査を行った公益財団法人かながわ考古学財団調査担当者による解説動画です。
調査現場を見学しているような雰囲気を体験してみてください。
河村新城跡発掘調査解説【23:53】(YouTube山北町役場公式チャンネルへリンク)(別ウインドウで開く)
<ダイジェスト版>河村新城跡発掘調査解説【9:22】(YouTube山北町役場公式チャンネルへリンク)(別ウインドウで開く)
新東名高速道路建設事業に伴う発掘調査では、城跡西側約1/3の範囲を調査し、記録保存されました。
一方、本城曲輪を含む東側約2/3の範囲は、未調査のまま残ります。
現在、茶畑が広がる城跡東側部を歩きながら解説します。
山城をめぐる~河村新城跡~【13:13】(YouTube山北町役場公式チャンネルへリンク)(別ウインドウで開く)
<ダイジェスト版>山城をめぐる~河村新城跡~【6:36】(YouTube山北町役場公式チャンネルへリンク)(別ウインドウで開く)
山北町役場生涯学習課生涯学習スポーツ班
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