ページの先頭です

共通メニューなどをスキップして本文へ

カラス対策

[2018年12月15日]

ID:1467

カラスによるごみ被害をなくすために

カラスの生態

食べ物

雑食性で、柿やビワなどの果実、小動物・昆虫、動物の死がい、生ゴミ、他の鳥類の卵やヒナなどいろいろなものを食べます。特に都会では生ゴミが食料になっています。肉の脂身を好んで食べたり、油分の多いマヨネーズやポテトチップは、容器を食い破ってでも食べていることが観察されています。
さらに、カラスの特徴的な習性として、余った食べ物を木の穴や石の下に隠す「貯食」があります。都市部では、植木鉢の中やエアコンの室外機の陰などを隠し場所として利用していることがあります。

繁殖期

カラスには、巣を作り子育てをするため、つがいで暮らす時期(繁殖期)と集団で行動する時期(非繁殖期)があります。繁殖期は大きく4つに分類できます。
(1)3月~4月 巣材を運び、巣作りをする時期
(2)4月~5月 産卵し、卵を温める時期
(3)5月~6月 卵が孵化し、ヒナを育てる時期
(4)6月~7月 幼鳥の巣立ち時期

非繁殖期は、カラスは集団で森の中にねぐらを形成します。その規模は、冬期に大きくなるようです。

カラスの子育て

カラスの卵は、ウズラの卵大で、くすんだ緑色を帯びた褐色地に黒い斑点模様がついています。卵の数は3個から5個です。卵が孵化するまでの約20日間は、メスが卵を抱き、オスはひたすらメスに食べ物を運んできます。ヒナが孵ってから巣立つまでの約1ヶ月間は、オス・メス両方が食べ物を運び、ヒナの世話をします。カラスの警戒心が最も強くなるのもこの時期で、巣のそばを人間が通ったときに攻撃を受けることが多くなります。
幼鳥は、巣立ってからも1週間から2週間は親から食べ物をもらって家族単位で生活していますが、その後は独立して集団に入り、その年の子育て期間は終了します。
産卵は年1回です。しかし、途中で巣を落とされ卵をとられたりして繁殖に失敗した場合、稀ではありますが、もう一度やり直すこともあるそうです。

ごみ出し方法の工夫

ごみの散乱をなくし、まちの美化のためにも、ごみの出し方を工夫して、カラス被害をなくしましょう。

ごみは決められた曜日・時間に出す

前日や収集後にごみを出してしまうと、カラスに荒らされてしまいます。カラスに狙われる時間を少なくしましょう。

生ごみを極力減らす

食品のムダ、食べ残しを少なくし、生ごみを減らしましょう。

防鳥(カラス)ネットを利用する

正しく使用すれば効果があります。

ごみ袋をネットの中にしっかり入れて、ごみ袋をネットで包み込みましょう。ネットは正しく利用してください。
ごみがネットからはみ出していたり、大きな隙間があると、カラスがごみを引き出してしまいます。

生ごみが見えないようにする

一般にカラスなどの鳥の目は、私たち人間の目に比べ数倍優れているといわれますが、逆に嗅覚はあまり発達していないようです。カラスはごみの中から目でエサを見分けているようです。ごみ袋のまま排出する場合は生ごみが外から見えないようにしましょう。

(1)生ごみを新聞紙にあける

(2)新聞紙で包む
(3)中身が見えないようにさらに新聞紙で覆い、ごみ袋に入れる

お問い合わせ

山北町役場環境課生活環境班

電話: 0465-75-3656

ファックス: 0465-75-3661

電話番号のかけ間違いにご注意ください!

お問い合わせフォーム