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薬師堂鰐口(やくしどうわにぐち)

[2021年2月10日]

ID:1002

県指定 重要文化財   昭和44年12月2日指定

山北町皆瀬川(みなせがわ)、人遠(ひととお)の薬師堂に伝えられてきたもので、直径20.3センチ、厚さ7.3センチと比較的小さい鰐口です。表面は一重の円圏をめぐらした外側に三重圏、さらに外周に二重の円圏をめぐらしています。この二重圏と三重圏との間に銘文が刻まれていますが、文字は部分的に不明瞭で判読しにくい。裏面の作者名の上の文字が不詳ですが大和権守と名乗るため、厚木市飯山の長谷寺の鐘を鋳た「清原国光」の作と思われます。

*鰐口・・社殿・仏堂正面の軒下に吊るす金属製の音響具。扁円(=楕円)・中空(=内部がからになっていること)で下方に横長い口がある。参詣者は布で編んだ網を振り動かして打ち鳴らす。

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