この施設は、森林・林業・木材に関するさまざまな知識を発信し、木材の利用促進を図るため、また、駅周辺の活性化や町民・都市住民との交流の場の提供のため、建設いたしました。
1階は森林情報発信ホールとして、森林・林業のパネル展示や特産品の展示などを行います。
2階は研修ホールとふれあい交流コーナーがあり、各種の研修や体験教室、交流の場などとしても利用できます。
町の観光案内パンフレットもご用意しております。
電車やバスの待合い、休憩などにご利用ください。
山北町ふるさと交流センター
施設名
山北町ふるさと交流センター
住 所
山北町山北1840番地15
建築面積等
建築面積 132.08m2 延床面積 238.3m2
構造工法等
木造・金属葺・2階建
外 観
山北町が鉄道の町であったことから、旧国鉄のSL機関庫をイメージしました。屋根に突き出した2本の煙突は、SLの排煙口だったものです。
使用木材
町産材・県産材と、産業交流を行っている新潟県 旧山北(さんぽく)町(現 村上市)のスギ集成材製品を使用し建築しました。
使用木材量: 70.94m3
使用割合: 町産材 72%・県産材 19%・新潟県集製材 9%
材木種類: スギ 78%・ヒノキ 22%
使用した
主な町産材
・ユーシン県有林ヒノキ材(90年生) 大黒柱6本のうち真中の2本です
・箒沢三保財産区林ヒノキ材(70年生) 大黒柱4本、2階梁などに使用
・白石沢県有林スギ材(41年生) 隠れて見えませんが、建物四隅の8mの通し柱など柱材として使用しています
・大野山共和財産区林スギ材 壁材などに使用しています
部屋の名称
1階 森林情報発信ホール
2階 研修ホール
ふるさと交流コーナー(更衣室の位置付けもあります)
ふるさと交流センター内の様子
【木質べレットストーブ】北側入口横
木の皮や間伐材などを細かく砕き、圧縮加工したべレットを燃料(バイオマスエネルギーと言います)とするストーブ
森林資源の活用や環境にやさしいことをアピールするため設置しました
【木製パンフ台】
小田原市森林組合製作 県産材使用 1階ヒノキ材・2階スギ材
【木製筆立て】
山北町地域作業所 やまなみ工芸製作
【木製ベンチ】階段下
小田原市森林組合製作 県産材使用
【丸太イス】1階4個
野木材木店製作 町産材使用 ヒノキ2個・スギ2個
【ログテーブル・ログイス】事務室・1階・2階
厚木市森林組合製作 県産材使用
【2階8m丸太イス】
ユーシン県有林の90年生のヒノキ材で、建前と同時に入れ、吊るして床などを作り、設置したもの
【単コ口いす】
山北町森林組合製作 町産材使用
【ヒノキのテーブル】
ユーシン県有林のヒノキ材を磨いたもの
ふるさと交流センター内木製備品