洒水の滝について
・かながわの景勝50選 1979年(昭和54年選定)
・名水百選 1985年(昭和60年選定)
・日本の滝百選 1990年(平成2年選定)
・かながわ未来遺産100 2001年(平成13年選定)

酒匂川の支流、滝沢川から流れ落ちる洒水の滝は、「日本の滝百選」、またその水は「全国名水百選」に選ばれている名瀑です。
「洒水」=「しゃすい」の名は、密教用語で清浄を念じてそそぐ香水を指すといいます。雄大なその姿は三段からなり、落差は一の滝は69m、二の滝は16m、三の滝は29mという豪快な滝で、古くから相模の国第一の滝とされ「新編相模国風土記稿」では、「蛇水の滝」と記されています。
この滝は鎌倉時代の名僧文覚上人が百日間も滝に打たれる荒行を積んだ地としても知られており、付近には文覚上人が安置したといわれる滝不動尊(不動明王「穴不動」)があります。
毎年、7月第4日曜日に行われる「洒水の滝祭り」では、洒水太鼓をはじめとする太鼓の競演、滝不動尊境内での火祭りが行われます。火祭りの後御幣は無病息災のご利益があるといわれ、人々は競って持ち帰ります。
(日本の滝百選)(名水百選)(かながわの景勝50選)(かながわ未来遺産100)
ご注意とお願い

洒水の滝は落石防止工事をしておりましたが、工事が完了しました。
新観瀑台はそのまま存置してあり、引き続きここから洒水の滝の全景を楽しんでいただけます。
ここより先、赤い橋より滝壷までは危険防止のため接近することができません。お客様の安全確保のため、ご理解とご協力をお願いします。
みどころ