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川村囃子

 町指定無形民俗文化財 (山北) 昭和50年7月17日指定 (岸)昭和50年7月17日指定)


 山北町山北及び岸に伝わる川村囃子は江戸祭り囃子の系統に属し、江戸時代中期以前に小田原の多古(旧足柄村)の白山神社の祭り燈子として取り入れたものが源流となり、のちに相模川以西の各地の祭礼に取り入れられたと考えられています。江戸時代末期のころ、多古から岸の八幡神社へ、さらに岸から山北の室生神社の祭り囃子として伝えられたのがその後、道祖神祭りにまで定着しました。戦後一時衰微しましたが復活し、現在山北、岸の保存会によって伝えられています。

 囃子は、「囃子」「昇殿」「神田囃子(神田丸)」「鎌倉」「四丁目」の5つの曲目から組み立てられ、独特の風格を持ち変化に富んでいます。
 山北では11月3日の室生神社例大祭と1月15日の道祖神祭りに花車とともに行われます。楽器の構成は笛1、大太鼓1、締太鼓(小太鼓)3、摺鉦1の6楽器からなり、笛が中心となっています。
 岸では4月第1週の日曜日、八幡神社の例大祭に囃子保存会の祭り囃子に合わせて子供達が3台の花車を引きます。構成は大太鼓3、小太鼓12、摺鉦3、横笛3になっています。

 現在、相模川以西において残存するものはわずかであり、貴重な民俗資料です


山北の川村囃子

岸の川村囃子

 

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