神奈川県 山北町 平成22年 2010年 祭り・イベント情報 世附百万遍念仏

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世附(よづく)の百万遍念仏

 平成22年 2月13日(土)・14日(日)

(県指定無形民俗文化財 昭和53年6月23日指定)


2月13日(土) 

13:00〜14:00 

数珠回し、念仏

14:00〜15:30

神楽

2月14日(日) 

10:00〜11:30

数珠回し、念仏

13:00〜14:00

数珠回し、念仏

14:00〜15:30

神楽

世附(よづく)の百万遍念仏」は、600年前から伝承されているという念仏信仰で、昔から毎年2月15日〜17日に山北町世附の能安寺で行われていましたが、丹沢湖の建設に伴い、現在では向原に移転された能安寺で毎年2月中句の土・日曜日に行われています。

 世附の百万遍念仏は大数珠を巨大な滑車に取りつけ、屈強な青年達が回転させるもので、全国的にも珍しい行法です。

 大数珠の数は現在302個で丹沢の水桃木で作られ、長さ9mにもなります。滑車は梯子のような枠にかけ、その側に大火鼓、締太鼓を並べます。また小机を据えて算木を置き、数取りとする古老が数珠の回転数を数えます。それを取り囲むように念仏衆が念仏を唱えます。

 念仏が終ると獅子舞が始まります。これは19世紀初めごろに甲州又は伊豆方面から伝わったものと考えられており、百万遍念仏に付属したものではなくいつからか同時に行われるようになったものと思われます。獅子舞は、姫の舞、幣の舞、狂いの舞、剣の舞があり、遊び神楽に、二上がりの舞、おかめの舞、鳥さしの舞があります。

 

神奈川県 平成22年 2010年  数珠回し 無形民俗文化財 山北の祭り 世附百万遍念仏
数珠廻し

神奈川県 平成22年 2010年  数珠回し 無形民俗文化財 山北の祭り 世附百万遍念仏

(1)「剣の舞」
 獅子1人が剣と鈴をもって、道場を浄めるために舞うといわれています。

(2)「幣の舞」
 獅子1人が幣と鈴を持つて舞います。悪魔蔵いをして世を浄める舞といわれています。

(3)「狂いの舞」
 獅子に2人が入り舞います。神が自ら悪魔(獅子)に変じて諸悪魔を引き寄せ、これを全退散させる舞といわれています。

(4)「二上がりの舞」
 「ヒヨットコメン」をつけて舞います。天の岩戸開きのときの舞で世の中を和らかにする舞といわれています。

(5)「おかめの舞」
 「おかめ」に扮して舞います。意味は二上がりの舞と同じです。

(6)「姫の舞」
 獅子に2人が入り舞います。「カザリハ」ともいわれ、諸事の霊を慰める舞といわれています。

(7)「鳥さしの舞」
 曽我兄弟が鳥さしに身を変じ、親の敵を打つまでの苦心を物語る舞といわれています。

 全行事が終わると、浄め祓いの舞(悪魔払い)が行われます。これは獅子舞が、世附地域の全戸を幣束を持つてお祓いして廻り、最後にその幣を永歳橋から流していましたが、現在では、それを大口橋で行っています。

 道場の天井には、山から刈り取つてきたスゲ草で縄をつくり赤・白・青・黄・黒の5色の小さい幣をつり下げ、シメ飾りを天井いっぱいに張ります。このシメ縄を家に持ち帰り、戸口に掛けると疫病除けになると言われています。

 「世附の百万遍念仏」は、先祖の霊を慰め、地域の安全祈願と悪疫退散を意味していますが雨乞いにも行われたといわれています。

神奈川県 平成22年 2010年  狂いの舞  無形民俗文化財 山北の祭り 世附百万遍念仏
狂いの舞
神奈川県 平成22年 2010年  狂いの舞 無形民俗文化財 山北の祭り 世附百万遍念仏
神奈川県 平成22年 2010年  二上がりの舞 無形民俗文化財 山北の祭り 世附百万遍念仏
二上がりの舞
神奈川県 平成22年 2010年  鳥さしの舞 無形民俗文化財 山北の祭り 世附百万遍念仏
鳥さしの舞

神奈川県 平成22年 2010年  山北の祭り 能安寺 世附百万遍念仏

能安寺(のうあんじ)

神奈川県足柄上郡山北町向原2499

問合せ

山北町教育委員会生涯学習課 TEL 0465-75-3649
山北町観光協会  TEL 0465-75-2717

アクセス
JR御殿場線 東山北駅 から徒歩5分
小田急線 新松田駅 より富士急バス「向原バス停」から徒歩3分

会場周辺には駐車場が少ないので、電車・バスをご利用下さい。


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