新型コロナウイルス感染症については、緊急事態宣言が令和2年5月25日に解除となりましたが、感染のリスクが消えたわけではなく、引き続き対策に万全を期する必要があります。
特に、これからの出水期を迎えるにあたり、避難所では、感染リスクが高まる「3つの密(密閉・密集・密接)」がそろいやすいことから、当町の対応についてまとめましたので、ご確認ください。
また、避難を検討されている方におかれましては、避難の前に、ご検討いただきたいことについてまとめました。
避難をされるその前に、ぜひ一度ご確認をお願いします。
「避難」とは、文字どおり【難】を【避】けることです。
町が開設する避難所に逃げることではありません。
安全な場所にいる方は、避難所に行く必要はありません。
ご自宅のある場所の危険度によっては、新型コロナウイルス感染症への感染リスクや、避難所に行くまでの間に災害に遭うリスクを避けるため、ご自宅の2階等に避難する「垂直避難」が有効である場合があります。
※ご自宅が安全な場所かどうかは、町が発行しているハザードマップや、神奈川県が公表している洪水浸水想定区域図等によりご確認ください。
洪水浸水想定区域図
自身と自宅の安全が確認できたなら、住み慣れた自宅での生活を続ける「在宅避難」をお願いします。
※在宅避難が可能となるよう、水や食糧、日用品等の家庭内備蓄や、家の中の安全対策をあわせてお願いします。
また、安全な避難先は、町が開設する避難所だけではありません。
安全な親戚、知人宅に避難する「分散避難」もぜひご検討ください。
避難所に到着された際に、避難者の方の健康状態の確認を行います。
チェックシートによる体調チェックや体温計による体温測定を行いますので、ご理解、ご協力をお願いします。
避難生活開始後も、保健師等の定期的な巡回により、健康状態について確認させていただきますので、体調が悪くなった方は遠慮せずお申し出ください。
避難所運営職員は、頻繁に手洗いするとともに、咳エチケット等の基本的な感染対策を徹底します。
これらの対策については、感染症予防の観点から、避難者の皆さんにおかれましてもご協力をお願いします。
また、感染のまん延に備え、避難の際に、マスク、消毒液、体温計については、できるだけ自らお持ちください。
これらの物品は、あらかじめ避難所への持出物品に加えるとともに、持出物品の量や内容、消費期限(使用期限)等をあわせて確認しましょう。
避難所で使用する物品等は、定期的に及び目に見える汚れがあるときに、家庭用洗剤を用いて清掃します。
避難所では、定期的に十分な換気に努めるとともに、避難者の方が十分なスペースを確保できるよう配慮します。
状況により、学校施設では体育館に加えて教室を開放するほか、児童館等の公共施設や集会所等の地域施設を開放し、あらかじめ指定した避難所以外の避難所を開設することにより、スペースの不足解消を図ります。
発熱、咳等の症状が出た方は、専用のスペース、トイレの確保に努め、一般の避難者の方とはゾーン、動線を分けた対応を行います。
また、状況に応じ、特定の避難者専用の避難所を別途開設することにより、感染拡大の防止を図ります。
山北町役場地域防災課防災安全班
電話: 0465-75-3643
ファックス: 0465-75-3660
電話番号のかけ間違いにご注意ください!