現在、日本各地で毒を持つ外来種の蟻、「ヒアリ」の目撃情報が相次いでおります。
ヒアリは、南米原産で体長は2.5~6mm程度、体色は主に赤茶色の有毒のアリです。世界では北米や中国、フィリピン、台湾等にも外来生物として侵入・定着しており、世界各地で大きな問題となっています。
ヒアリは、極めて攻撃性が強いとされており、刺された際には、熱を伴う非常に激しい痛みを覚え、水泡状に腫れ、その後、膿が出ます。
さらに毒が含まれる成分に対してアレルギー反応を引き起こす例があり、局所的、または全身にかゆみを伴う発疹(じんましん)が出現する場合があります。海外においては、アナフィラキシー症例も報告されており処置が遅れると生命の危険も伴います。
ヒアリの毒には、ハチ毒とよく似ており、ハチ毒アレルギーを持つ方は特に注意が必要です。
ヒアリに刺された方がアナフィラキシー症状を引き起こした場合、アドレナリンを注射するなどの適切な救急処置をとる必要があります。
町民の方におかれましては、「ヒアリ」は大変危険ですので、ご注意くださいますようお願いいたします。
ストップ・ザ・ヒアリ(環境省発行)
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